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SuperMap iClient3D for WebGLで.glbモデルを平面でクリッピングする方法

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1、機能紹介 この記事では、 SuperMap3D ( Cesium に似た 3D 地理可視化エンジン)をベースにしたモデルクリッピング機能を実現します 。主な特徴は次のとおりです。 3D モデルの読み込みと表示:航空機モデル( Cesium_Air.glb )を読み込みます 。 動的なクリッピング平面: ClippingPlane を通じてモデルのクリッピングを実現します。ユーザーはスライダーでクリッピング平面の位置( wheight パラメータ)を調整し、リアルタイムでモデルをカットできます 。 インタラクティブな制御:入力ボックス( #lodScale )を提供し、ユーザーが数値を入力してクリッピング距離を動的に変更し、モデルのカット効果をインタラクティブに調整できるようにします 。   2、主要なコードインターフェース 平面を ClippingPlaneCollection に適したヘッセ法線形式( Hessian Normal Form )に変換し、数学的な Plane 関数と互換性を持たせる必要があります 。 名前 型 説明 normal Cartesian3 平面の単位法線ベクトル(正規化処理後の平面法線ベクトルで、その長さは 1 です)。 distance Number 原点から平面までの最短距離。その符号によって原点が平面のどちら側にあるかが決まります。距離が正の場合、原点は法線ベクトルの方向の半空間内にあり、距離が負の場合、原点は法線ベクトルの反対方向の半空間内にあります。距離がゼロの場合、平面は原点を通過します 。   var clippingPlanes = [     new SuperMap3D.ClippingPlane(         new SuperMap3D.Cartesian3(0.0, 0.0, -1.0), // ...

SuperMap iPortalを異なるOSでOS起動時に自動起動させる設定方法

SuperMap iPortal を異なる OS で OS 起動時に自動起動させる設定方法   はじめに SuperMap iPortal のデプロイに成功した後、 PC を再起動するたびに手動で iPortal を起動する必要があります。どうすれば iPortal を PC の再起動時に毎回自動的に起動させることができるのでしょうか?本日は、異なる OS で iPortal を OS 起動時に自動起動させる設定方法について見ていきましょう!   1.      Windows の場合 1.1 既存の SuperMap iPortal システムサービスを削除する Windows のシステムサービスに既に SuperMap iPortal サービスが存在する場合は、まずそれを削除します。以下の方法が使用できます。   l   sc の delete コマンド cmd.exe を開き、以下のコマンドを入力します。 sc delete iPortal8C     l   service.bat の remove コマンド cmd.exe を開き、【 SuperMap iPortal_HOME 】 \bin に移動して、以下のコマンドを入力します。 service.bat remove   l   Tomcat の DS コマンド 【 SuperMap iPortal_HOME 】 \bin に移動して、以下のコマンドを入力します。 tomcat8//DS//iPortal8C   注意: Windows のシステムサービスに旧バージョンの iPortal が既にある場合は、まず Windows サービスでサービス名を確認してから削除する必要があります。最初の方法を使用することをお勧めします。例: SuperMap iPortal 7C のサービス名は「 iPortal7C 」なので、削除コマンドは sc delete iPortal7C となります。   1.2 SuperMap iPortal システムサービスを登録する servic...

【GIS初心者向け】国土数値情報、ShapefileとGeoJSONどっちをダウンロードすべき?特徴と使い分けを徹底解説!

GISユーザーにとっておなじみの「国土数値情報」。これまで標準だったShapefile(シェープファイル)形式に加え、最近GeoJSON(ジオジェイソン)形式でのデータ提供も拡充され、ダウンロード時にどちらを選ぶべきか迷った経験はありませんか? 「昔から使っているからShapefileで…」という方も多いかもしれませんが、実はこの二つ、得意なことや使い勝手が大きく異なります。 今回は、このGISデータ形式の「大御所」と「ニュースター」を比較し、あなたが今、そしてこれからどちらを使うべきかの判断材料を分かりやすく解説します。 まずは両選手をご紹介!それぞれのプロフィール シェープファイル:GIS界の「頼れる大御所」 シェープファイルは、米Esri社が開発し、長年にわたりGIS業界の標準形式として君臨してきたデータ形式です。QGISやArcGISといったデスクトップGISソフトで作業するなら、まず間違いのない形式と言えるでしょう。  * 長所:    * ほぼ全てのGISソフトが対応しており、互換性が非常に高い。    * 歴史が長く、利用実績やノハウが豊富。    * バイナリ形式のため、非常に大規模なデータの表示が比較的速い場合がある。  * 短所:    * 複数のファイル(.shp, .shx, .dbfなど最低3つ)で1セットのため、ファイル管理が煩雑。「.shpファイルだけ送る」といったミスが起こりがち。    * 属性情報のフィールド名が半角10文字(SHIFT-JIS)までという古い制限がある。    * Webブラウザで直接表示するには一手間かかる。 例えるなら、「信頼と実績の百科事典(分冊)」。内容は確かですが、少し古風で持ち運び(ファイルのやり取り)が少し面倒なイメージです。 GeoJSON:Web時代の「軽快なニュースター」 GeoJSONは、Webの世界で標準的に使われるJSON(ジェイソン)という形式を、地理空間データに応用したものです。Web地図(Leaflet, Mapbox等)との相性が抜群で、近年のWebGISの発展を支えてきました。  * 長所:    * 単一のテキ...