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【新製品リリース】デジタルツイン新時代へ。「SuperMap GIS 2025」が描く日本の未来とPLATEAU連携の全貌

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日本の DX を加速させる新たなプラットフォームの誕生 デジタル田園都市国家構想やスマートシティの推進など、日本の社会基盤がデジタル化へと大きく舵を切る中、地理空間情報( GIS )の役割はかつてないほど重要性を増しています。本日ご紹介するのは、こうした時代の要請に応える最新プラットフォーム「 SuperMap GIS 2025 」です。 本記事では、最新のホワイトペーパーに基づき、 SuperMap GIS 2025 がどのように日本の社会課題を解決し、デジタルツインの構築を加速させるのか、その核心に迫ります。 1. SuperMap GIS 2025 とは?:クラウド・エッジ・エンドの完全統合 SuperMap GIS 2025 は、単なる地図ソフトではありません。クラウド、エッジ、エンド(デスクトップ、 Web 、モバイル)をシームレスに統合する包括的な地理空間情報プラットフォームです。 その技術的基盤となるのが、「 BRT-IDC 」と呼ばれる 6 つのコア技術体系です。 ●        Big Data GIS ( B ): 分散ストレージによる大規模データの高速処理 ●        New AI Remote Sensing ( R ): AI による衛星・ドローン画像の自動解析 ●        New 3D GIS ( T ): 2D/3D の統合と高度なシミュレーション ●        Geospatial AI ( I ): 機械学習・深層学習を組み込んだインテリジェンス ●        Distributed GIS ( D ): クラウドネイティブな分散処理 ●        Cross Platform GIS ( C ): Windows/Linux/ARM など多様な環境への対応 これらが有機的に連携することで、デ...

気候変動と防災の時代へ。宇宙から地球を見る「環境・観測データ」の最前線

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気候変動への適応や防災が社会的な重要課題となる中、宇宙からの観測技術や環境関連データの戦略的価値が飛躍的に高まっています。広域性や定時性といった独自の強みを持つこれらのデータは、地理空間情報の活用に新たな次元をもたらします。 日本で活用できる主要な環境・観測データには以下のようなものがあります。 JAXA(宇宙航空研究開発機構): 陸域観測技術衛星「だいち(ALOS)」シリーズのデータが有名です。天候や昼夜を問わず地表を観測できるレーダを搭載し、広範囲の災害状況把握や、地殻変動・インフラ変位の監視に不可欠なデータを提供します。 気象庁(JMA): 全国の気象観測網「アメダス(AMeDAS)」の気温や降水量、そして「レーダーデータ」は、オープンデータとして提供されています。これらは防災計画から小売業の需要予測まで、極めて広範な分野で活用されます。 GOSAT(いぶき): 気候変動問題への対応として、環境省やJAXAなどが推進する温室効果ガス観測技術衛星「いぶき(GOSAT)」シリーズは、宇宙から地球全体のCO2濃度を観測します。 これらの科学データは、NetCDFやHDF5といった専門的なフォーマットで提供されることも多いですが、SuperMap GISはこれらの形式にも対応しており、高度な環境解析を可能にします。 SuperMapは、公的データ(地形)や業務データ(インフラ)の上に、これらの「動的な自然環境」を示すデータを重ね合わせることで、より的確な防災・減災計画や、再生可能エネルギーの適地選定といった意思決定を支援します。

「フェーズフリー」という新しい防災のカタチ。日常が、もしもの備えになる

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「防災グッズを準備しなきゃ、と思いつつ押し入れの奥にしまったままで…」 多くの人が抱えるそんな悩みを解決する新しい考え方が「フェーズフリー」です。 フェーズフリーとは、日常的に使っている商品やサービスを、災害などの「もしも」の時にも役立てられるようにしよう、という考え方。平時と有事の垣根(フェーズ・フリー)を取り払う、まさに目からウロコの防災アプローチです。 フェーズフリーの具体的なアイデア いつものカセットコンロ: 普段から鍋料理などで使っていれば、災害でガスが止まっても慌てずに温かい食事ができます。 モバイルバッテリー: スマートフォンの充電に日常的に使っているものを、非常時の連絡手段の確保に役立てます。 近所のガソリンスタンド: いつも給油しているスタンドが、災害時には物資の供給拠点や情報ステーションになる。そんな社会的な取り組みもフェーズフリーの一例です。 なぜフェーズフリーが重要なのか? 災害時、行政による「公助」だけでは、すべての被災者をきめ細かく支援するには限界があります。フェーズフリーの考え方が社会に浸透すれば、普段の経済活動や市民生活そのものが、社会全体の防災力を高めることにつながるのです。 特別な「防災」を意識するのではなく、いつもの生活を少し豊かに、そして「もしも」の時にも役立つものにしていく。そんな賢いライフスタイルが、これからのスタンダードになるかもしれません。

【第26回】動的な状況図を描く!iDesktopXの2D/3Dダイナミックプロット

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  こんにちは!GIS導入支援コンサルタントのippuku_timeです。 「5分で分かるSuperMap iDesktopX製品・機能紹介シリーズ」、ついに最終回となる第26回です。これまでGISの基本から応用まで様々な機能を見てきました。最後を飾るのは、防災、警察、インフラ管理といった危機管理の現場で、状況を直感的に共有するために使われる専門的な機能、「 2D/3Dダイナミックプロット 」です。 【第26回】動的な状況図を描く!iDesktopXの2D/3Dダイナミックプロット 1. ダイナミックプロットとは? ダイナミックプロットとは、地図や3Dシーン上に、特殊な意味を持つ標準化されたシンボル( 防災記号 など)を配置し、緊急対応計画やインフラの維持管理計画といった状況図を作成する機能です。これらのシンボルは、単なる絵ではなく、チームの規模や種類、進行方向、活動範囲といった属性情報を持っており、地図を見るだけで複雑な状況を迅速かつ正確に把握することができます。 図 3D都市モデル上に災害対応の状況図をプロットするイメージ 2. 2Dプロット:伝統的かつ高機能な状況図作成 まずは基本となる2D地図上でのプロットです。 (1) プロットパネル: iDesktopXには、標準化されたシンボルが格納された専用の「プロットパネル」が用意されています。ここから、配置したい要員や事象を表すシンボル(点シンボル)や、移動ルートや活動範囲を示す矢印など(線・面シンボル)を選択し、地図上にドラッグ&ドロップするだけで配置できます。 (2) プロパティパネル: 配置したシンボルは、「プロパティパネル」で詳細な属性を設定できます。例えば、チームシンボルのサイズを変更したり、進行方向を示す矢印の形状を調整したり、テキストラベルを追加したりと、状況に応じて柔軟なカスタマイズが可能です。 3. 3Dプロット:よりリアルな状況把握 2Dプロットの機能を、そのまま3Dシーン上で実現します。これにより、地形の起伏や建物の高さといった3次元的な要素を考慮した、より現実に即した状況図を作成できます。 (1) 3D空間へのシンボル配置: 2Dと同様の操作で、3D都市モデルの中にチームや車両の3Dシンボルを配置できます。例えば、特定のビルの屋上に監視員を配置したり、道路上に車両を配置したりといっ...